・Raspberry Pi Noobsで簡単リモートデスクトップ
・WiringPiのセットアップ・・・C言語でGPIOを動かしてみる
・Pythonのセットアップ・・・人気のPythonで動かしてみる
・WebからPHPで簡単アクセス・・・PHP、Pythonで遠隔GPIO
以下、昔の記事です。
前回は普通のC言語の使い方を試してみました。
今回はLEDを点滅させるプログラムを作ってみたいと思います。Rasberry Pi はマイコンのように端子が出ています。その端子をC言語で制御してみたいと思います。
LEDの点滅は知ってるから、一気に飛ばしてAD変換、DA変換を知りたい方はこちらへ
Raspberry Pi の端子(GPIO)を動かすには、いくつか方法があります。
Python
shellスクリプト
C言語だと
bcm2835 ・・・初心者にはちょっとややこしいかもしれませんが、中上級者には良さそうです。(参考:http://www.airspayce.com/mikem/bcm2835/)
wiringPi・・・初心者向けに簡単な記述で動かせるようにした物のようです。
(参考:https://projects.drogon.net/raspberry-pi/wiringpi/)
今回はwiringPiを使います。これはRasberry Pi を簡単なC言語で動かすというコンセプトの物のようです。
IOの番号はそれぞれ使うものによって違います。詳しくはこちらに掲載されている写真からwiringpi の IOの位置を確認してみてください。
まずはgitをインストールして、
sudo apt-get install git
wiringPiのコピーをビルドします。
git clone git://git.drogon.net/wiringPi
cd wiringPi
./build
次に前回helloworld.cを作ったように、blink.cを作ります。
中身をこのサイトにあるサンプルのようにします。
ピンアサインはターミナルでwiringpi readall と打ち込むと、ピン配置とプログラムの番号との対応が分かります。
最後に前回のようにターミナルから/Desktop/C_test/にls cdコマンドを使って移動し、
gcc -Wall -o blink blink.c -lwiringPi
sudo ./blink
とやれば動画のように動きます。動画は見やすいように、動きを1秒おきに改造しました。
止める時は [ctrl] + [c] をキーボードで押せば止まります。
最後にこのサイトのmakefileを使い、Geany側にwiringPiのリンクを貼ります。
Geanyの「ビルドコマンドの設定」をします。
クリックして「ビルド」と「実行」の部分に以下の青い文字を書き加えます。
ビルド gcc -Wall -o "%e" "%f" -lwiringPi
実行 sudo "./%e"
次回はI2C通信設定をします。
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