ここではroot権限で色々なことをやってみようと思います。
・sudo
これはあるroot権限の操作をターミナルで実行するときに使います。一回だけ使うイメージです。
ではsudoを使ってApacheというサーバーソフトを入れてみましょう。(PHPも後で使うかもしれないので一応入れました)
ターミナルを開いて
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install apache2 php5
sudo chown pi -R /var/www
sudo update-rc.d apatche2 default
とコマンドを打ちます。途中で続行するか聞かれるのでYを押してください。
これですでにサーバーとして機能しているので
ターミナルで
ifcofig
を押して、割り当てられたIPアドレスを調べます。
同じルーターにつながったPCからhttp://192.168.***.***/
と入れるとIt's work!と表示されると思います。
このHTMLファイルは/var/www/に存在しますので書き換えれば色々なページが作れます。
次にCGIを使えるようにしようと思います。
まず、Apacheを止めます。
apachectl -k graceful-stop
ちなみに再開する時は
sudo /etc/init.d/apache2 start
とします。
CGIを使えるようにする前にroot権限でファイルを扱えるようにしたいと思います。
sudo passwd root
と入れるとパスワードを入れてくれと出てきます。忘れないようなパスワードを入れます。
忘れるとRaspberry Piを再インストールする必要があります。
次に
su
と入れるとパスワードを聞かれます。
先ほど入れたパスワードを入れるとroot権限でターミナルが使えるようになります。
suをやめたいときはexitと入れると元に戻ります。
vi /etc/apache2/mods-available/mime.conf
で設定ファイルを開きます。
vi エディタはコマンドモードと文章書き込みモードがあります。
左下に「挿入」とあれば書き込みモードです。[esc]キーでモードを変えられます。
左下に「挿入」と無ければコマンドモードです。[i]を押すとモードを変えられます。
mine.config の219行目の#マークを削除します。
AddHandler cgi-script .cgi
コマンドモードにして:wqで上書き保存して終了します。(失敗した時は:qとすると保存しないで終了できます。)
次に
vi /etc/apache2/sites-available/default
を入力し、ファイルを開きます。
今度は<Directory /var/www/>という項目に
+ExecCGIを追記します。
<Directory /var/www/>
Options Indexes FollowSymLinks MultiViews +ExecCGI
AllowOverride None
Order allow,deny
allow from all
</Directory>
同様にviエディタのコマンドモードにして:wqで上書き保存して終了します。(失敗した時は:qとすると保存しないで終了できます。)
vi /usr/lib/cgi-bin/mycgi.cgi
として、
#!/bin/bash
echo “Content-type:text/html”
echo “”
echo Hello!
として:wqで保存します。
最後にCGIの権限を変更します。
sudo chmod 755 /usr/lib/cgi-bin/
sudo chmod 755 /usr/lib/cgi-bin/mycgi.cgi
最後にApacheを再開します。
sudo /etc/init.d/apache2 start
これでブラウザから
http://192.168.***.***/cgi-bin/mycgi.cgi
とすると
Hello!
と表示されます。
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